
ごあいさつ
本団体の活動は、任意の集まりとしてスタートしました。再生医療などの先端医療の分野において、科学技術の進歩と規制の間にあるギャップを、実務的な対話によって少しでも埋めたい、との思いから、立場や所属を超えた議論の場を重ねてまいりました。その中で、私たちは、医療そのものだけでなく、製造、品質管理、物流、データ、装置、資材などを担う周辺産業の存在が、実用化の成否を大きく左右していることを強く意識するようになりました。周辺産業が直面する規制上・実務上の課題には、社会実装を前に進めるための重要な論点が多く存在しています。
これまでの活動で、アカデミアや医療現場、行政に加え、周辺産業の視点も含めた多層的な対話を重ねることで、現場感のある議論を行うことを大切にしてきました。一方で、任意団体という形態では、活動の継続性、対外的な信頼性、公式な窓口としての責任の所在といった点で、限界を感じる場面も増えてきました。
そこで私たちは、この取り組みを一過性の議論の場ではなく、社会に対して継続的に価値を提供するプラットフォームとして育てていくために、一般社団法人化することにいたしました、私たちは、より明確な責任を持ち、中立性と透明性を大切にしながら、現場の知見を政策や制度、そして実用化へとつなぐ役割を果たしていきたいと思っています。みなさまの率直な議論や問題提起が、将来の医療や産業の姿を形づくる一歩になると信じています。
今後とも、本法人の活動に対し、忌憚のないご意見と温かいご支援を賜れましたら幸いです。
理事長 脇谷滋之
事業内容
・年次研究会の開催
・研究開発の助成
